narut0n’s blog

研究職の父による、愛する家族のための子育て持論展開ブログ 子育てをもっとInterestingに!

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兄弟げんかへの対応について -我が家での諭し方-

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 みなさまどうも, なるとんです.

 

 みなさまのおたくでは, 子どもたちがけんかをしている時に, どのように諭していますか?特に, 叩く・噛みつく・ひっかくなどの手を出した時にはどのように注意していますか?今回は, わが家での対応についてお話ししたいと思います. 

 

そもそもなんでけんかするの?

 けんかの理由自体は, たいていつまらないものが多いと思います.

 

 例えば…

   ・長女の大切なものを次女が勝手に使う

   ・長女のとっていたお菓子を次女が勝手に食べる

   ・長女の書いた絵に次女が落書きをする

   ・長女のお絵かき帳に次女が落書きをする

   ・長女がせっかく保育園の準備をしたのに, 次女がめちゃくちゃにする

   ・次女に長女がものを貸してくれない

 

 あれ?こうやってみると, 長女はほぼ被害者ですね…

  けんかの理由はこればかりではないかもしれませんが, 概ね大したことのない理由がほとんどではないでしょうか?では, そもそもなぜ兄弟げんかは起こるのでしょうか?

 

 エリクソンの発達課題によると, わが家の子どもたちの年齢は一括して幼児期後期(3から6歳)に分類されます. この時期の特徴として, 自ら考え行動する「積極性」があがります. 受け身だったころに比べると, 子どもからアクションを起こすことがぐんと増えてくる時期なわけです. つまり, 正常に発達過程をたどっていれば, 幼児期前期に獲得した自立性という名の「強い意志」がこの時期にはぶつかり合うわけです. けんかになるのも当たり前ですよね. 

 

 兄弟げんかは, 本当にうんざりしますが, 起こって当然だと考えると少し気持ちが楽になるかもしれません. ちなみにわが家では, 必ずけんかの原因を聞きます. そして, けんかの理由は聞きますが, その上でけんかをすること自体が良くないことを伝えます. 相手の気持ちになって考えれば, けんかは起きないはずだと言い聞かせるのです. 

 

  ただし, 次女はまだそれを理解できる段階に無いので, 主に長女に伝えます. その時は, 「お姉ちゃんなのだから!」ではなく…

 私 「長女ちゃんさ. こども園で次女ちゃんと同じくらいの子にそんなこと言う?」

 長女「言わないよ. 」

 私 「じゃあ, 次女ちゃんにも言わなくていいんじゃない?」

 長女「でも, これは大切なものなんよ. 」

 私 「じゃあ, 次女ちゃんに見つからないところにきちんと片付けておこうよ.」

   「次女ちゃんは使っていいものか悪いものかまだわからないよ?」

 長女「そっかぁ, まだちっさいもんね. 」

 私 「そうだよ. 分かる方が気をつけてあげないとね. 」

 長女「わかった!」

 私 「わかってくれて, ありがとう.」

 

 以上のように, ただお姉ちゃんだから我慢しなさいではなく, なぜ自分が引いた方が良いのかを教えるわけですね. ただし, 長女の前で同時に, 次女にも, 「これはお姉ちゃんの大切なものだから, 触ったらダメだよ!」とダメなものはダメだと伝えます. 

 

 どちらかのみを怒るのではなく, それぞれの発達課題にあわせたレベルで注意するようにしています. そして, できる限り怒鳴ったりするのではなく, 落ち着いた口調で伝えるようにしています. けんかが減ることはないのですが, 繰り返し説明していることで, 兄弟がお互いを嫌いになることなく成長してくれているのかな?と感じています. けんかをしていない時は, 長女は次女の面倒をすごく良く見てくれますからね. 

 

手を出した時の対応について

 

 基本的に我が家では, どんな理由があろうと手を出した時は, 厳しく叱責します. はっきりとダメだと伝えます. これは, とても大切なことなので, なんどでもしつこく, 繰り返し伝えます. もちろん私と妻も, 子どもを叱る時には, けして手をあげません. 

 

 なぜ, 手が出るのでしょうか?

 実際のところ, 子どもに関していえば, 仕方のない部分もあります. 言語の発達過程にあるわけですから, 自分の言いたいことがうまく言葉にできす, 相手に伝わらないもどかしさから, 叩いたり, 噛み付いたりしてしまうわけですね. 

 

 しかし, だからと言って, 容認して良いものではありません. 長女であろうが, 次女であろうが手を出したら厳しく叱ります(ただし, 理由は必ず聞きます. 理由を聞くことで, 次はどんな風に話せば, 相手が理解してくれるかという助言ができるからです). これを繰り返しているおかげか, 私の娘たちはめったに叩いたりすることはありません. 

 

 少し話はズレますが, 私は仕事柄体罰や虐待を受けた経験のある方とよく出会います. その方々の話を聞いていると, 体罰や虐待も, コミュニケーション不足からくるのかなと考えます. 例えば, 「言ってもわからないから!」という言葉をよく聞きますが, それを理由に手をあげる前に, 何度伝えてそう判断したのか, そもそも伝え方に問題はなかったのか, 相手に理解が得られないのは自分の話し方(表情や口調)に原因がなかったかなど丁寧に振り返ることが重要です. 

 

 相手の立場に立ってみて, その時のやり取りを振り返ってみるわけですね, 「自己一致」と呼ばれる手法なのですが, 自分のコミュニケーションにおける傾向なども振り返ることができるため, 一度やってみるとコミュニケーションにおける悩みを解決する助けになるかもしれません. 

 

 自己一致の方法として...

 ・プロセスレコード

 ・異和感の対自化

 ・再構成

 以上のようなツールもありますので, 興味のある方は検索してみてください. また, それらのツールを使用して振り返った時には, 一人で振り返るのではなく, ぜひ誰かに聞いてもらいましょう. 視野が広がるはずです. 

 

 子育てに答えはないので, 悩んで当然です. 時に手を出しそうになる時もあるでしょう. でも, そんな自分を自覚したら, 振り返ってみたり, 誰かに相談してみたりしましょう. きっと少し心が軽くなるはずです. 

 

 ちなみに, 一発頭を叩くだけで, 3000個の細胞が死滅するそうです... 手をあげそうになったら「我が子の細胞が3000個ほど死滅してしまう」ということを思い出してみてください. いいですか?「3000個です!」

 

おまけ

 

 いつも通り, ここからが本題みたいなものです. 我が家でも先日, 娘たちが兄弟げんかをしている時に, 長女が我慢できなくなって, 次女をたたいてしまいました...

 

次女「いたーい!」

私 「どうしたの?何があったの?」

長女「次女ちゃんが, 私の大切な靴を踏んでてどいてくれないの. 」

私 「なんで次女ちゃんは, いたいって言ってるの?」

長女「何回言っても聞いてくれなくて, 叩いてしまったの...うわぁーん!」

私 (いつも言ってるから, 悪かったとは思っているんだな...)

  「そっか, 叩いてしまったんやね. 」

長女「うん, ごめんなさい. 」

私 「それは次女ちゃんに言わないとね. 」

長女「はい. 次女ちゃんごめんね. 」

次女「うん.」

私 「じゃあ, 次はどういうふうに言ったら, 次女ちゃんは聞いてくれると思う?」

長女「今日は, 怒りながら言ったから, もっと優しく言うようにする. 」

私 「そうだね. でもどうして優しく言えなかったのかな?」

長女「おばあちゃんが買ってくれた大切な靴だったから...」

私 「どうしても我慢できない時は, お父さんかお母さんに言えばいいんだよ. 」

長女「分かった. 次からそうする. 」

私 「分かってくれてありがとう. 叩くことはね, とても悪いことだからね. 」

  「どんな理由があっても叩いたら駄目だよ. 」

長女「うん!でも, 時々お父さんがお母さんに抱き着いた時, お父さん叩かれてるよ?」

妻 「///」

私 「あれはね, 叩かれてるんじゃなくてスキンシップだよ. 」

長女「スキンシップってなに?」

私 「仲の良い人同士でとる行動だよ. 」

長女「そうなんだぁ. 」

 

 長女に説明している横で, 妻から鋭いレバーブローを受けていたことは内緒の話です(図1).

 

図1. 長女への返答と妻のレバーブロー

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